おばあちゃんが亡くなり、
急に、と言うほどではないが、割と急に亡くなった。バタバタと、通夜と葬式が終わった。
実感が、あまりにも無くて、戸惑っている。
今まで、具合が悪くなって良くなって、と繰り返していたし、大したことはないと思ってた。
呼吸器を着けたと聞いた時は、危ないかと思ったけど、ICUから出て転院したと聞いた時、これから回復かと思った。
転院先で「危ないですよ」と主治医に言われたけど、それも転院して医師が変わればまた言うだろうと思っていたから、大丈夫だろうと思っていた。
亡くなってしまった。急変してからすぐだった。
死ぬというのは至極当然のことだ。
個人的には、悲しむ事柄ではなく、ごく当たり前のことだと思う。というか自分が死んだ時に葬式みたいにカッチリした場を設けられても、あまり嬉しくない気がする。お経を読まれるより、焼かれるまで家族の近くに置いておいてほしい。頼むから。
手を握っていて欲しい。頑張って焼かれるから。
働いている場所が病院だから、人がよく亡くなる。
担当していた患者が亡くなるのは、よくある。
最初は泣きそうになったけれど、何回も繰り返すと、慣れてしまう。
ずっと何年も寝たきりで、話もできず、コロナで家族にも会えず、辛すぎる最後だっただろう。死んでから顔を見られても、win-winならぬ、lose-loseじゃないか。
でもやっと、家に帰れるね、家族に会えるね、体が自由だね。って、むしろ良かったとも思える。
個人の価値観だから、そこは、もういいか。
なんか、泣きたいのに涙が思うように出ない。
泣くのを我慢しすぎたかな。
おばあちゃんちに行くと、茶の間におじいちゃんとおばあちゃんがコタツにいるのがいつもの感じ。
いろいろ思い出はあるけど、全然思い出せない。
このポンツク頭は、そういうことが出来ないようです。
雪が酷いです。
雪かきがんばろ。終わり。